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チャットGPTで書いたレポートってバレるの!?仕事に勉強に見破られない対処法を解説します!

投稿日:2023年8月3日 更新日:

AI技術の進化により、ChatGPTを使用し人間が書いたものと遜色のない文章が生成できるようになりました。

これによって、これまでやってきた無駄な作業がかなり削減されて、本当に力を入れるべきところに集中できるようになったと思います。

集中すべきところは、文章ではなく、内容ですからね。

でも世の中、そんな楽をするのは良くない!と批判する人もいます。

確かに丸投げは良くないです。

でも、折角あるツールを使わないなんて、意味が分かりませんよね。

「電車があるのに健康の為に歩いて旅行に行く」みたいな言い分です。

そこで今日は、会社や学校に提出するレポートが先生や上司に見破られないようにするための対策をご紹介します。

こちらの内容は綺麗な文章を書くことでは無く、内容に力を入れたい人向けの記事となってますので、「チャットgptに丸投げ」して楽したいという人は悪用厳禁です!

自分で考えることを忘れちゃダメだからね!面倒くさい事は、AIに任せましょ!

目次

【結論】チャットGPTで書いたレポートはそのままだとバレる!が対処すれば「ほぼバレない」

ChatGPTが書いた文章はバレない(ようにできる)

結論から言うとChatGPTで書いた文章が、先生や上司にAIに書かせた文章だと見破られない様にすることは可能です。

というよりそもそも、AIに書いて貰った文章を、「それは絶対にあなたが書いた文章ではない」と言い切ることは不可能です。

なぜなら、普通の人間が書く文章も多かれ少なかれAIが書いた文章と同じような傾向があり、人間の書いた文章を一部分を切り取ってみた場合、AIと人間の文章の差はほとんどないに等しいからです。

しかし、世の中を見渡すと実際にChatGPTに文章を書かせたことがバレたケースは多々あります。

その違いは何でしょうか?

最も大きな違いは、そのレポートに「中身」が無く、つまらない文章だからです。

レポートや文章が「中身」がないとは、具体的には以下のような特徴を指します。

  1. 一貫性の欠如: AIは一貫した視点や意見を持つことが難しいです。人間が書くとき、私たちは自分の経験や知識、信念に基づいて文章を書きます。しかし、AIはそのような背景を持っていません。そのため、一つのトピックについて一貫した視点を持つことが難しく、その結果として文章全体がバラバラになることがあります。
  2. 深い洞察の欠如: AIは大量のデータを処理する能力がありますが、そのデータを深く理解する能力は限定的です。そのため、AIが書いた文章は表面的な情報しか提供できず、深い洞察や独自の解釈を提供することが難しいです。
  3. 感情の欠如: AIは感情を持たず、そのために人間の感情を理解することは難しいです。その結果、AIが書いた文章は感情的な深みや感情的な響きを欠くことがあります。

特に新しい「気付き」やアイデアはAIのレポートには出てこないから、見破られやすい。それを発見した時の熱量も感じられないから、単調な文章になりがちね。

これらの問題を解決するためには、AIによって生成された文章を人間がレビューし、必要な修正を加えることが重要です。具体的には、以下のような手順を踏むと良いでしょう。

  1. AIに初稿を書かせる: AIは大量の情報を迅速に処理し、それに基づいて文章を生成する能力があります。そのため、AIに初稿を書かせることで、時間と労力を節約することができます。
  2. 人間がレビューと修正を行う: AIによって生成された初稿を、人間がレビューし、必要な修正を加えます。この段階で、一貫性の確保、深い洞察の追加、感情的な深みの付与などを行います。
  3. フィードバックをAIに与える: AIは学習能力を持っています。そのため、人間が行った修正をAIにフィードバックすることで、AIの性能を向上させることができます。

このように、AIと人間が協力することで共に内容が濃いレポートを作ることが出来、AIによって書かれたレポートだと、無用な疑いを受けるリスクを減らすことができます。

ChatGPTと対話しながら内容を作って行くと、内容が濃い、AIが書いたとは思われない文章が作れるわ。

とは言え、ChatGPTを使って、中身を考える労力をなるべく省いて、最小限の労力でレポートを仕上げたい特殊な事情をお持ちの方もいらっしゃることだと思います。

そういった場合の小手先の技術も解説したいと思うので、最後までお付き合いお願いします。

ChatGPTの文章生成の仕組み

AI技術の進化により、ChatGPTを使用して誰でも簡単にレポートを作成することが可能になりました。

しかし、そのまま使用すると、AIが作成したと見破られる可能性があります。

なぜなら、AIは書かれている文字の次に来る文字の内、どの文字が一番確率が高いか予測しているに過ぎないからです。

しかし、適切な対策を講じれば、ChatGPTで書かれたレポートが見破られるのを防ぐことが可能です。

ツールによっては結構簡単に、対策できちゃうわ!

AIが作成した文章は特定のパターンやテンプレートに従う傾向があります。

これは、AIが学習したデータに基づいて文章を生成するためです。

そのため、同じフレーズや構造を繰り返すことが多く、これがAIが作成した文章を見破る一つの手がかりとなります。

しかし、これを避けるためには、文章の生成を小さなセクションに分割し、それぞれを個別にChatGPTで生成することが有効です。

これにより、文章全体の一貫性を保ちつつ、AIが作成したと見破られる可能性を減らすことができます。

一括でChatGPTにレポートを作って貰うんじゃなくて、レポートのセクション毎に分けて書いて貰う訳ね!

これによりレポート自体の仕上がりも向上し、一石二鳥です。しかし、実際はこの対策だけでは、AI判別ツールによって簡単に見破られてしまうでしょう!

論理構造がめちゃくちゃ(フローチャートを活用しよう)

次に、AIが作成した文章は、人間が書いた文章と比べてエラーや矛盾が含まれることがあります。

これは、AIが単に次に出現率の高い単語を組み合わせているだけなので、当然と言えば当然のこと。

これを避けるためには、生成された文章を自分自身で再度確認し、必要に応じて修正することが有効です。これにより、文章の自然さと一貫性を保つことができます。

これすら面倒くさいと思われる方は、ChatGPT4.0自立型エージェントであるAuto-GPTなどを使い、論理構造の間違いを減らすのが良いでしょう。

しかし、これらのAIは幾らかのお金が必要なため、敷居が高いと感じる方も多いでしょう。

その場合はフローチャートを活用することをお勧めします。

フローチャートを用いてAIに文章を書かせるステップは次のようになります:

  1. 目標の明確化:AIに何を書かせるのか、その目標を明確にします。たとえば、「科学のレポートを書く」という目標があるとします。
  2. フローチャートの作成:目標に基づき、各ステップをフローチャートにまとめます。フローチャートは文章の作成過程を視覚化するツールで、一般的に、開始点、各ステップ、分岐(条件)、終了点が示されます。 例えば、「科学のレポートを書く」場合、フローチャートは以下のようになるかもしれません
  • 開始
  • レポートのテーマ選定
  • 必要な研究の収集と理解
  • レポートのアウトライン作成
  • 背景情報の書き出し
  • 方法論の詳細の記述
  • 結果とその分析の説明
  • 結論の作成
  • 参考文献のリストアップ
  • 終了
  1. AIに指示を出す:上記のフローチャートを基に、AIに具体的な指示を出します。AIには各ステップごとに指示を出すことができます。たとえば、「背景情報を書き出す」というステップでは、「この科学実験の背景情報を1パラグラフで書いてください」と指示を出すことができます。
  2. 結果の確認と修正:AIが書き出した結果を確認し、必要に応じて修正を加えます。必要であれば、再度AIに指示を出して再作成を依頼することも可能です。
  3. 全体の組み立て:各ステップで得られた結果を組み合わせて、最終的な文章を完成させます。

これらのステップを通じて、AIは指定された目標に基づいて文章を書くことができます。

他にも「ステップバイステップ」で考えて!などと伝えると、破綻が少ない文書を生成しやすくなる!と言うのは有名よね。考え方としては、それに似てるわ。

感情的な言葉が少ない

AIによる文章生成と人間による文章生成の間には、明らかな違いが見受けられます。AIが作成する文章は、感情や個性の表現が少ないと感じられることが多々あります。これは、AIが人間の感情や経験を完全に理解し、それを文章に反映させることが困難だからです。

しかし、場合によっては、AIのこの特性は逆に利点となることもあります。例えば、科学の研究報告やビジネスのレポートなど、客観的かつ中立的な情報の提供が重要な場合には、AIが作成する感情の入らない文章が適しています。

その一方で、文学の分析や映画のレビュー、説得力を持ったエッセイ等では、読者への感情的な訴えが有効となります。このような場合には、AIが生成した文章に自分の感情や経験を加えることで、人間らしさを含んだ、より個性的な文章を作成することが可能です。ここで重要なのは、AI自体が感情を持つわけではなく、人間がその情報を提供することで人間らしさが加わるという点です。

愛、幸せ、悲しみ、怒り、喜び、恐怖、驚き、嫌悪、無関心、羨望、恥、焦り、満足、興奮、感謝、絶望、悔い、希望、憎しみ、感動
こういったこれらに関する感情的表現がAIには少ない。
逆に言うと、こういった感情を表現してあげると、AIだとバレない可能性が高まるのね。

AIが不得意なところを理解して、人間っぽい文章に仕上げよう

AIは驚異的な文章生成能力を持っていますが、それでもまだ完全に人間のような文章を書くことはできません。AIが不得意な部分を理解し、それを補うことで、より人間らしい文章を作成することが可能です。

  1. 文脈の理解: AIはしばしば文脈を見失うことがあります。特に長い文章や複雑な話題では、AIは文脈を維持するのが難しいことがあります。これを補うためには、文章を見直し、必要な部分に手動で修正を加えることが有効です。
  2. 感情とニュアンス: AIは感情やニュアンスを完全に理解することは難しいです。人間の文章はしばしば感情やニュアンスに満ちています。これを補うためには、AIが生成した文章に自分の感情や視点を加えることが有効です。
  3. 一貫性: AIは一貫性を保つのが難しいことがあります。特に、一つの話題から別の話題へと移るとき、AIはしばしば一貫性を失います。これを補うためには、文章全体を通して一貫性を保つように手動で修正を加えることが有効です。

これらの手法を用いることで、AIが生成した文章をより人間らしいものに仕上げることができます。しかし、これには時間と労力が必要です。AIと人間の長所を組み合わせることで、より高品質な文章を作成することが可能になります。

チャットGPTで書いたレポートがばれる理由。どんなツールがあるのか?

主要なAI文章判定ツール

現在、世界中でAIが書いた文章を判定するツールが発表されています。

学校の先生や上司はこれらのツールを使って、レポートが人間が書いたかどうかを判別してくると思われます。

以下が、主要なAI文章判定ツールです。

ツール名 説明
OpenAI AI Text Classifier OpenAIが開発したAI生成テキストの検出ツールです。
Copyleaks AI Content Detector Copyleaksが提供するAIコンテンツ検出ツールです。
ZeroGPT AI生成テキストの検出ツールで、特にChatGPTによって生成されたコンテンツの検出に特化しています。
Gltr.io AI生成テキストを特定するためのツールで、与えられたテキストのパターンを人間が書いたテキストのデータセットと比較し、スコアを割り当てます。
Originality.AI AIテキスト検出ツールの一つで、コンテンツのオリジナリティをチェックし、AIによる生成を特定します。
Content at Scale AI Detector AI生成テキストの検出ツールで、テキストがAIによって生成されたものかどうかを判別します。
Writefull GPT Detector AI生成テキストの検出ツールで、テキストがAIによって生成されたものかどうかを判別します。
Hive Moderation Text Detection AI生成テキストの検出ツールで、テキストがAIによって生成されたものかどうかを判別します。
AI作文判定くん AIによって生成されたテキストを検出するためのツールです。

【AI判別ツール対策】チャットGPTで書いたレポートはツールでバレるのか?

GLTRは、自然言語生成モデルが生成したテキストを分析するために、各単語の予測確率を計算し、分かりやすく色を付けてくれるサイトです。

GLTRは、AIが次に選ぶ単語の確率を示しています。

これらの予測確率を4つのカテゴリに分けます。

「トップ1」、「トップ10」、「トップ100」、「トップ1000」。

これらのカテゴリは、その単語がモデルによって生成される確率のランキングを示しています。

例えば、「トップ1」はその単語が最も可能性が高いと予測されたものを示し、「トップ1000」はその単語が1000番目に可能性が高いと予測されたものを示します。

この分析により、GLTRは生成されたテキストが人間が書いたテキストとどの程度異なるかを評価することができます。

やってみた

検証方法は至って簡単です。

みんなご存知の「桃太郎」の感想文をAIに書いて貰い、AIが書いた文章と見抜く事が出来るのか検証します。

検証に使った文章はこちら。

「桃太郎は、日本の伝統的な民話であり、子供から大人まで楽しめる物語です。主人公の桃太郎は、強く勇敢で正義感があり、悪に立ち向かう姿勢が魅力的でした。彼が仲間とともに鬼退治をする冒険は、スリリングでワクワクする展開でした。この物語は、友情や協力の大切さを教えてくれる素晴らしい教訓も含まれています。日本の伝統文化を知ることができ、心温まる内容でした。」

結果はこちらです。

緑や黄色部分がAIが選ぶ可能性が高い部分です。これらの色が多い場合、AIが書いた文章と判別される可能性が高くなります。

逆に赤や紫は選ばれ難い文字で、この色が多い程人間が書いたと判別される可能性が高くなります。

一見するとChatGPTで作成された文章は、赤や紫が少なくAIが書いた文章であると判別される可能性が高そうです。

しかし次に、私が書いた文章で試した結果がこちらです。

あれ?あまり変わりません。というより、むしろ赤や紫の部分が減り、よりAIが生成したように判別されてしまいました。

この結果から、AIが生成した文章と人間が書いた文章を見分けることは非常に難しいと言えます。

特に、最新のAIモデルであるGPT-4は、人間が書いた文章と見分けがつかないほど自然な文章を生成します。

「AIの進化は驚きね。これからの共存と学びが待ち遠しいわ。」

AI文章判別ツールを使ってより”人間らしい”文章にできる?

ツールを使って、AIに書いて貰った”AIっぽい文章”をもっと”人間っぽい文章”にすることは出来ないかな?

まず、AIが書いた文章を判別ツールに通します。

その結果を見て、AIっぽさが出ている部分があれば、自分で単語や短い文章を追加してAIの文章っぽさを減らすことができます。

しかし、このプロセスで文章が不自然になる可能性があります。そのため、AIの文章っぽさを減らす作業は慎重に行う必要があります。

やり過ぎると、逆に文章が人間が書いたものとは思えなくなるかもしれません。

AIが書いた文章を判別ツールに通した後、AIっぽさが出ている部分を自分で修正します。しかし、修正しすぎて文章が不自然になった場合は、再度文章を見直し、おかしな部分を手動で修正する必要があります。

これらの手順を繰り返すことで、より人間らしい文章に近づけることができます。ただし、修正を重ねると、結局自分で文章を書くのと変わらないほどの手間がかかる可能性があります。

結局のところ、良質なレポートを作成しようとすると、時間がかかるという少し皮肉な結果になります。

そもそもチャットGPTで書くことを禁止することは出来ない

チャットGPTの使用を禁止することはできません。なぜなら、ツールを使用することは個々の権利だからです。反対派からは情報漏洩や正確性の欠如などの意見が出るかもしれませんが、それは人間が文章を書く場合でも同じ問題が存在します。

基本的に、チャットGPTによって生成された文章は、商用利用さえ禁止されていません。これは、AIを使用することが個人の責任において自由であるということを示しています。

それでも、学校や企業が使用を禁止している場合は、そのルールを尊重し、使用を控えるべきかもしれません。しかし、これからの時代、多くの人々がAIを使用する中で、自分だけがそれを使用できないというのは一定のリスクを伴います。

そのような状況を考慮に入れて、AIと上手く付き合っていくことが求められます。

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