こんにちは!エブリオちゃんです。
「農業は肉体労働だし、高学歴者に見下される。賃金も安く、過酷で将来性がない」そんな風に考えてませんか?
そんな思い込みを払拭する為に、中卒が農業で生計を立てることが出来るのか?ということについて一緒に考えて行きましょう!
現代の農業は、昔のイメージを覆すほど進化しています。
例えば最新の技術を駆使したスマート農業は、肉体労働の負担を大幅に軽減し、より効率的で持続可能な産業へと変貌を遂げています。
AIやIoTを活用した農業は、作物の成長状況をリアルタイムで把握し、最適な肥料や水分を提供することで、作物の品質向上や生産効率の向上を実現しています。
実際、熟練農業者に匹敵する知識と判断力を持ったAIが、スマート農業をけん引しています。
将来的にはスマホひとつで農業が出来る様になる時代が来るかも!
これらの技術を使えば、農業の知識や経験がない方でも、短期間で農業のスキルを身につけることが可能になって来ています。
そして何より、農業従事者の人口が減少している現状では、新しい技術に興味がある若者は非常に歓迎されています。
農業は地域社会の食糧供給を担う重要な産業であり、地域の活性化にも寄与するからです。
中卒者でも、新しい技術を学び、実際の経験を積むことで、農業に新たな可能性を見つけることができます。
この記事では、農業への就職について、その魅力と可能性を詳しく解説します。
農業に対する誤ったイメージを払拭し、農業への就職を真剣に考えてみてください。
あなたが見つけるのは、新たな希望と未来かもしれません。
農業への道、始めてみましょう。
この記事は次のような人におすすめです
・ 学歴にこだわらず自分の力で生活を立てたい人
・ 農業に興味があるが、どう始めたらいいかわからない人
・農業で自然と共に生きる生活に憧れている人
中卒こそ農業がオススメ!これからの時代は農業が熱い!
中卒だって大丈夫、農業は誰でも始められます。
就職先が見つからなくても、農業なら自分の力で生活を立てていけます。
それどころか、これからの時代、農業は生きやすい道かもしれませんよ。
というのも農業っていうのはただの仕事じゃなくて、生活そのものなんです。
自然と一緒に生きて、自分の手で食べ物を作るっていうのは、すごく素晴らしいことですよね。
自分の手で種を蒔き、育て、収穫するという一連の作業は、大きな達成感と喜びをもたらすよ。
農業のおすすめ度
評価項目 | 星の数 |
---|---|
お勧め度 | ★★★★☆ |
難易度 | ★★★☆☆ |
農業の基本って何か知ってますか?
農業とは、植物や動物を育てて、食べ物や他のものを作る活動のことを言います。
昔からの生活の方法で、今でも世界中のたくさんの人が生計を立てるためにやっています。
農業を学ぶ場所は色々あります。
農業大学校、就農準備校、農業法人への就職、農家への弟子入りなど、自分のニーズと目標に合わせて選ぶことができます。
なに?結局学校に行かないとダメなの???
農業を始めるために必ずしも学校に行く必要はありません。
農業は実践的なスキルと経験が非常に重要な分野であり、その多くは現場で学ぶことができます。
また、農業に関する基本的な知識は、本やインターネット、地域の農業団体からも学ぶことができます。
それでは農業を始めるために必要なものを確認して行きましょう!
農業を始めるために必要なもの
1.農地
農業を始めるためには、何が必要でしょうか?
まず、農地を手に入れることが大切です。
新たに農業を始める際の大きなハードルの一つが農地の取得です。
農地の確保は資金調達と並ぶ難しい問題で、流通量が少なく、取得には農業委員会の許可が必要です。
げげ!結局、お金持ちじゃないと農業なんて出来ないのね・・・・。
農業を始めるためには確かに初期投資が必要です。
土地や農機具の購入、種や肥料のコストなど、これらは農業を始めるための基本的な要素であり、それらには一定の費用がかかります。
しかし、それが必ずしも大金を必要とするわけではありません。
例えば、小規模で始めて徐々に規模を拡大する、またはコミュニティ農業(CSA)のようなモデルを採用することで、初期投資を抑えることも可能です。
コミュニティ農業(CSA)?
コミュニティ農業(CSA)とは、農家と消費者が直接パートナーシップを結ぶ形の農業のことを指します。これは、消費者が農家から直接食材を購入するという形で行われます。
例えば、あなたがCSAのメンバーになると、毎週または毎月、農家から新鮮な野菜や果物、時には卵や肉などを直接受け取ることができます。これは「シェア」と呼ばれ、あなたが支払ったお金は農家の運営資金となります。
中間に業者が入らないから、農家にも消費者にも優しいサービスだね
こういった方法を使えば、仮に小さな農地しか持っていなくても、効率的に収入を増やすことが出来るので、少しずつ農地を広げていく助けになります。
また、地域によっては新規農業者を支援するための補助金や低利の融資制度が存在する場合もあります。
農業を始める中卒の青年でも、国や地方公共団体からの支援を受けることができます。
「青年等就農計画制度」では、新規就農者としてさまざまな支援を受けることができます。
「農業次世代人材投資事業(経営開始型)」では、農業を始めてから5年間の所得を補う給付金が支払われます。
「新規就農者に対する無利子資金制度(青年等就農資金)」では、最大で3,700万円(特例で1億円まで)を無利子で借りることができます。
これらの制度は、新規就農者が農業を安定して始められるように、経済的な支援を提供します。
こういった制度を上手く活用することで、手元資金が少なくても、農業を始めることが出来ます。
詳細は各自治体やJAに問い合わせてください。
必要な知識とスキルを身につけ、適切な資金計画を立てることが重要です。
農業はお金持ちでなければできないというわけではありません。
2.農機具
次に、農業に必要な農機具を手に入れることです。
農業を行うためには、さまざまな農業用の道具や機械が必要です。
栽培する作物や栽培方法によって必要な機器は大きく変わります。
鍬やハサミ、大きいものだとトラクターに乗ったり、収穫物をトラックで運んだり。農業って大変よね!
そして、やはりここでも資金調達です。
農業を始めるためには、機器の購入や農地の取得など、初期投資が必要です。
必要なもの | 標準的な購入金額 |
---|---|
農地 | 地域や規模により大きく異なる |
トラクター | 新品で約180万円から |
種苗・肥料 | 作物により異なる |
農業用具(鍬、スコップなど) | 数千円から数万円 |
農業用ビニールハウス | 新品で約100万円から |
資金調達の方法は多岐にわたり、自己資金、借入金、補助金などを組み合わせて計画を立てます。
中卒で自己資金が少ない場合でも、農業を始める方法はいくつかあります。その一つが、後継者がいない農家から事業を引き継ぐという方法です。
日本では、高齢化や後継者不足により、農業を続けることができない農家が増えています。そのため、地域や行政が中心となって、後継者を募ったり、農地を有効活用するための支援を行っています。
これにより、新たに農業を始めたいと考えている人が、農地や農業資材、経験を引き継ぐことが可能になります。
詳しくは、農林水産省のサイトを参照してください。
エブリオちゃんが引き継ぐので、この畑ちょうだい!って言うノリね
農業の実践
農業の実践について考えてみましょう。
畑作業は農業の基本です。土地を耕し、種を蒔き、作物を育て、収穫します。
これらの作業を効率的に行うためには、トラクターや耕運機などの農機具が必要です。
トラクターって免許がいるんじゃないの?
日本では、トラクターを公道で運転するためには、普通自動車免許が必要です。
ただし、農地内でのみ使用する場合は、特に免許は必要ありません。
とはいえ、耕運機などの農具は怪我をする可能性があるのでしっかり取り扱いを学んでから、実践しましょう。
その他にも農業に従事するにあたっては色々な種類の農具を使いこなす必要があります。
次にどんなものがあるか見ていきましょう。
スコップやシャベルの使い方
スコップやシャベルは、土を掘ったり、移動させたりするのに使います。
また、植物を植えるための穴を掘るのにも使われます。
これらの道具を使う際には、自分の体力を適切に管理しながら、効率的に作業を行うことが重要です。
ホーの使い方
ホーは、雑草を取り除いたり、土を掻き混ぜたりするのに使います。
これにより、土壌が酸素をより多く含むようになり、植物の成長が促進されます。
ホーを使う際には、深く掘りすぎないように注意し、土壌の表面を軽く掻き混ぜる程度に留めることが良いでしょう。
鍬(くわ)の使い方
鍬は、土を掘り返すのに使います。
これにより、土壌の下層から栄養分を上げ、植物がそれを吸収しやすくなります。
鍬を使う際には、力を入れすぎず、一定のリズムで作業を行うことが大切です。
農業用スプリンクラーの使い方
農業用スプリンクラーは、作物に均等に水を供給するための装置です。
適切な水分供給は、植物の成長と生産性を最大化するために重要です。
スプリンクラーを設置する際には、全ての作物が均等に水を受けられるように配置することが重要です。
トラクターとそのアタッチメントの使い方
トラクターとそのアタッチメントは、大規模な農業作業に使用されます。
トラクターは、大きな土地を耕すのに使われ、アタッチメントは、種まき、収穫、そして草刈りなど、さまざまな作業を効率的に行うのに使われます。
これらの機械を操作する際には、安全に対する十分な理解と訓練が必要です。
これらの農具の使い方を覚えることは、農業の基本的なスキルを身につける上で重要です。
しかし、それだけではなく、作物の種類、育て方、収穫のタイミングなど、農業全般についての知識も必要です。
また、天候や季節の変化に対応する能力も必要とされます。これら全てが組み合わさって、成功的な農業を実践することができます。
農作物の販売
そして、農業の販売方法についても考えてみましょう。
一口に農作物の販売と言ってもいくつかのルートがあり、通常は農協組合が販売手数料をマージンとして取る代わりに、買い上げてくれるというのが一般的です。
その他の販売方法として一覧にまとめてみます。
販売方法 | 説明 |
---|---|
卸売市場を通じた販売 | 生産者は農作物を卸売市場に持ち込み、そこで買い手(主に小売業者や飲食店など)に販売します。 |
直売所での販売 | 生産者自身が設けた直売所や、地域の農家が共同で運営する直売所で、直接消費者に販売する方法です。 |
オンライン販売 | インターネットを利用して、自身のウェブサイトやオンラインマーケットプレイス、SNSなどで直接消費者に販売する方法です。 |
契約栽培 | 特定の小売業者や飲食店、加工業者と契約を結び、その要望に応じた作物を生産・販売する方法です。 |
フリマアプリを利用した販売は、農産物を直接消費者に販売する新しいチャネルとなり得ます。
これにより、中間業者を介さずに、生産者が自分の作物の価格を設定し、直接利益を得ることが可能になります。
ウェブサイト名 | 特徴 |
---|---|
メルカリShops | 個人が自分で育てた野菜や果物などの農産物を販売できるプラットフォーム |
食べチョク | 品質にこだわる農家・漁師から旬の食材を直接お取り寄せできるオンラインの直売所 |
タダヤサイ | 産地直送の野菜を提供する通販サイト |
ポケットマルシェ | 果物・野菜・魚・肉のお取り寄せができる産直通販サイト |
わくわく広場 | 出荷する量やタイミングも生産者様の自由なので、野菜やパン、お惣菜等を気軽に出品できる |
メルカリ | スマホで簡単に始められ、個人間で物品の売買を手軽に行えるフリマアプリ |
ラクマ | 楽天が運営するフリマアプリで、近年不要品の取引だけでなく、米や野菜などの農産物の購入も増えている |
ブランド化の重要性:農業で成功するための鍵
農業を始めようと考えている人にとって、ブランド化は重要な戦略となります。
ブランド化とは、あなたの農産物が他の同じ種類の作物とは異なるものとして認識されることを意味します。
これは、競争が激しい市場で目立つために重要です。
また、ブランド化された作物は、特定の品質、味、またはその他の特性を保証するという意味を持ちます。
これにより、消費者は高価格を支払う意志が生まれ、農家の利益を増加させることができます。
知名度が上がれば、あなたの野菜や果物が高く売れて稼ぐことができるようになるわ!
ブランド化に成功した農作物:具体的な事例とその戦略
ブランド化に成功した農作物の例として、「あまおう」や「京野菜」があります。
これらのブランドは、品種改良や栽培方法の工夫、そして広告やマーケティング活動によって、その品質や特性が消費者に認知され、高値で販売されることが可能となりました。
「あまおう」は福岡県が誇るイチゴのブランドで、全国的に知名度が高く、百貨店でも高値で販売されています。品種改良に5年間の歳月をかけ、JAを中心に広告などでアピールを行い、ブランド化に成功しました。
一方、「京野菜」は京都の伝統的な野菜のブランドで、その品質と特性が全国的に認知されています。京野菜のブランド化が成功した要因としては、当初から首都圏の百貨店で販売を行うなど、「高級志向の販売戦略」が功を奏したことが挙げられます。
下にその他のブランド野菜などをまとめました。
ブランド名 | 地域 | 特徴 |
---|---|---|
博多あまおう | 福岡県 | 全国的に知名度が高いイチゴのブランド |
太陽のたまご | 宮崎県 | 全国的に知名度を誇るマンゴーブランド |
新レンコン | 茨城県 | 通常は難しいとされる5~6月の新レンコンの収穫に成功 |
京野菜 | 京都 | その品質と特性が全国的に認知されている伝統的な野菜のブランド |
千葉市の食のブランド「千(せん)」 | 千葉市 | 地域全体の食のブランド化に取り組んでいる |
イオンのプライベートブランドの農作物 | 全国 | 子会社が生産・加工した農作物を全国の直営店で販売する6次産業化に成功 |
ブランド化戦略の構築:あなたの農産物を差別化する方法
ブランド化戦略を構築するためには、まず自分の農産物がどのような特性を持ち、それが消費者にとってどのような価値をもたらすのかを理解することが重要です。
その上で、その特性や価値を強調し、消費者に伝えるためのマーケティング活動を計画します。これには、広告、プロモーション、パッケージデザイン、販売チャネルの選択などが含まれます。
また、ブランド化は一度行ったら終わりではなく、継続的な努力が必要です。市場の動向を常にチェックし、消費者のニーズや行動を理解し続けることが求められます。
SNSで宣伝するのも効果的よ!この辺は若者の方が有利と言えるわね!
ブランド化の未来:新たな農業参入者が取るべきステップ
これから農業に参入しようと考えている方々にとって、ブランド化は大きなチャンスとなります。しかし、ブランド化を成功させるためには、市場の理解、計画、そして継続的な努力が必要です。
また、ブランド化だけでなく、品質管理、マーケティング、顧客サービスなど、他の要素と組み合わせて使用することが重要です。
将来の農業の姿
「持続可能な農業」、この言葉には、未来への希望と挑戦が詰まっています。
化学肥料や農薬の使用を減らし、自然のサイクルを尊重する方法を探求し、環境との調和を重視する農業。それが持続可能な農業です。
そして、その実現には、ドローンやAI、ロボット技術などの最新のアグリテック(農業技術)が大きな役割を果たします。
中卒者の皆さん、あなたが手にするのはただの農業ではありません。
それは、地球と共に生きるための新たな道、そして未来への大きな一歩です。
あなたの手には、未来を切り開く力があります。
農業は、ただの肉体労働ではなく、地球と人類の未来を創造する重要な仕事です。
今、農業は革新の時代を迎えています。
そして、その中心にいるのは、新しい技術に挑戦し、未来を切り開く勇気を持つあなたです。
あなたの手には、未来を変える力があります。
農業への道を進むことで、あなた自身が未来を創造する一部となるのです。
農業への道は、確かに厳しいかもしれません。
しかし、その先には、地球と共に生き、未来を切り開く喜びが待っています。
あなたの挑戦が、地球の未来を明るく照らす一歩となることでしょう。さあ、未来への第一歩を踏み出しましょう。
さいごに参考になる本のリンクを貼ってます。